婚活に行き詰っている、婚活が進まない、そんな時の処方箋です。
こんにちは。婚活カウンセラーのてんこです。
「婚活が思うように進まない」「行き詰っている」「同じことの繰り返しで疲れる」などモヤモヤした気持ちで婚活をしている人も多くいます。
一番の原因は過去に執着していることにあります。
今回の流れは次の通りです。
原因(過去)を見極める→過去をもう一度認める→婚活の進め方が変わる
「婚活進まないです、行き詰っています」という会員さんにこんな質問をしています。
・過去の恋愛でとても大切な思い出、または傷ついた辛い思い出はありますか?
この質問は、「気持ちの記憶」「体の記憶」を掘り起こし、自覚してもらうために行っています。
「婚活が進まない、行き詰る」=「望む出会いがない、望むように進まない」という場合、この「望む(希望している)」とは過去の恋愛経験を基にしていることがほとんどです。
ですから、行き詰ったなぁと感じたらいったん過去の記憶とその時の感情にフォーカスしてみましょう。
【実践1】ノートに書き出してみましょう
①好きになった人はどんなタイプが多かったか
②付き合った人はどんなタイプが多かったか
③それぞれ印象に残っていることは何か
【解説】
①憧れを感じるパターンを知ることができます。憧れとは「自分にない良さ」であることが多いでしょう。ここで自分に無くても欲しいものがわかります。
②付き合ったきっかけは、ここでは考えません。お付き合いした相手とは互いに恋心を通わせた人です。恋愛は究極の人間関係、などと言われますが、自分の心を開いても大丈夫だという安心感があった相手ということになります。
③どんなことに心が動いたか、気持ちが熱くなったか、美しく大切な思い出かどうか、また、どのように悲しい思い出になったか、怒りや嫉妬などの辛い思いをしたか、そしてその相手をどのように記憶しているかを探ります。
また、恋愛経験(お付き合い経験)のない人も片思いだったり告白されたりなどの異性に対して感じたことを思い起こしましょう。
いかがですか?婚活中、無意識に相手に求めている事に当てはまることはありませんでしたか?また正反対の相手に過去とは反対の事柄を求めていませんでしたか?
記憶は体にも刻まれています。もう一度知ることで「そうだったなぁ」と心と体が納得することで今の自分が本当はどうしたいのかがわかってきます。
【活用】過去を過去にする作業 → 今の自分を再設定する
1.「憧れた良さ、欲しいもの」はその当時は必要でした。心に「必要だったんだ」と言ってあげましょう。
2.今の自分がまだそれを必要としているか、心に問いかけましょう。答えは心のままに認めましょう。
3.恋愛した相手を「そうだったなぁ」と、心にも「あんな人だったねぇ」と言ってあげましょう。
4.うれしい記憶も悲しい記憶も上記の要領で心に話しかけてあげましょう。
これは「過去は過去だよ」と心と体に教える作業です。この時自分は自然に俯瞰しているので冷静に感情を見ることができます。
5.今の自分が欲しい感情は何か感じてみましょう。
安心感、エネルギーに満ちた感じ、ゆったりしたペース、高揚感、など色々出てくると思います。
さあ、「婚活に行き詰っている」時に求めていた感情と違いはありますか?
今の自分を知って、婚活をグイグイ進めていきましょう。
結婚相談所 サンゼンオークマリッジクラブ